ドイツ旅行記

ドイツに行ってきた。
泊まったところはオーバーハウゼンという町。新幹線は止まるのだけど、駅から5キロくらいあるところの
ホテルだったので、今回は移動でいろいろあった。



1日目
関空発フランクフルト直行便のルフトハンザでフランクフルトに15時着。
フランクフルトからバスで4時間、ツアーの人の一部をボンでおろしたため、寄り道で時間がかかった。
ホテルに着いたは21時くらい。げっそりつかれていたので、途中ドライブインで買ったビールを飲んだだけで寝る。
ホテルは古いが、掃除が行き届いており清潔な感じ。窓は大きいのだけど、日当たりが悪く暗い。



2日目
ケルンにフランス−トーゴ戦のチケットを現地発券するために、鉄道で移動する。
まずは、バス。ホテルから駅まで時間がかかるので、バスに乗るのだが、乗り方(切符の買い方)が不明、しかも
乗ってる人のほとんどがお金を払わない。結局うやむやなまま下車。
駅の自動販売機でわけわからず、てきとうにケルンまでの切符を買う。ドイツには改札がなく、フリーで電車に乗れる。
特急券は電車の中で買えばいいかと思い、電車に乗る。



デュイスブルグまでは鈍行で行き、特急で乗り換える。特急のきれいなラウンジ席みたいなところでくつろいでいたら
検札がきて、特急券がないので、次の駅で降りろと言われる。


しかたないので、ヂュセルドルフで降りて鈍行でケルンを目指す。何度か駅を乗り継いで、その途中乗った電車がラウンジカーの
ような車両で、学生が大挙乗っており、すごいワキガの女子がいて辛かった。ようやくついたと思ったらケルンメッセ、1つ前の駅
だった。またもや鈍行に乗り換えて、ようやくケルンに到着。チケットセンターの場所を調べてないので、案内所で聞く。


ケルン駅からかなり距離あるようなので、ピザハットでピザを食べる。隣の席はイングランドサポーターの親子、ごっつい親父(マッチョなおっさんだけどたぶん私と同年代)と3人の中学生くらいの男子で昨日の新聞(イングランド対スウェーデン)を見ながら
疲れ気味になにか言っている。
ケルン駅から鈍行を乗り継いだが、途中の駅で終着だったらしく、運転手に2度も「降りろ!」とアナウンスされる。


ようやく乗り換えの駅に着く。
路面電車に乗り換え、浦和美園のような寂しい駅。昨日の試合用の仮設トイレで用をたす。
路面電車でケルンスタジアムへ、チケットセンターを探す。近くの公園でドイツ人がチケットを持って記念撮影している。
ドイツでもチケットの入手は困難であると新聞に書いてあった。チケットが手に入ったのはうれしいのだろう


問題はここからである。チケットの引換券(バウチャー)がない。
引越しに伴い、プロバイダーを変更したので、メールアドレスが変更となり、そのため、チケットセンターからのメールが受け取れなかったのである。何度もメールを再送してくれとお願いしたのだが、現地で発券しろの一点張りで話にならなかった。


現地には、カスタマーセンターの画面コピーとメールなどをプリントアウトしたものを持参したが、はたして発券してくれるのか
私より先にイングランドユニの人たちが発券に向かう。


で私の番になって交渉開始、注文番号でなくカスタマー番号を提示しろと言う。メールをもらってないので、ない と言うと、かなり困った顔をされた。
画面コピーやらなんやらを見せて、このIDを確かめてくれとお願いする。結局パスポートを提示すると、表情が変わり、おめでとうといわれた。
ゴールデンウィーク家にこもっていたかいがあった。

帰りはケルンのみどりの窓口でちゃんとICEの乗車券を買う。時刻表をしらべて、オベルハウゼン駅までの乗り継ぎを調べ、順調にたどりつく。





しかしここから、この旅行最大のピンチが

オベルハウゼン駅からのったバスがホテルとまったく違う方向に。タクシーなど拾えそうもない、住宅地の果てに終着してしまった。
周りは、閑静な住宅街、人通りはまったくない。歩いてホテルに帰ろうにもすでに5キロは過ぎている。しかも複雑な道のりでまったくもって、帰り道がわからない。10キロも歩けるのだろうか。どうすっかどっかの家に飛び込むか。








このピンチは奇跡的に切り抜け、(バスが引き返してきただけなんだが)
駅からホテルまでタクシーで移動することにする。その前に駅前のマクドナルドでハンバーガーを買う。南米系のおばちゃんがめちゃめちゃ親切にしてくれる。並んでいるのはメキシコ人だらけ。
タクシーのおっさんは私をみて韓国人かというが、圧倒的に否定する。そのあと、この高速道路はオランダまで行くとかいって、ドイツはいいところもあるが、わるいところもたくさんあるみたいなことをドイツ語で切々と語られるのだが、よくわからん。







3日目






4日目
昨日は夜遅くまで眠れず、ビールを何本も飲んだ。

今朝は快晴で、ホテル近くのスーパーまで昼食を買いに行く。
スーパーの前の屋台でチキンを買う。真っ黒でまずかった。ビールを飲む。

そしてケルンに出発した。
今回は新幹線の切符をちゃんと緑の窓口で買った。買った切符の内容の詳細をプリントアウトしてくれるには感動した。
DBの仕事に対する真摯な姿勢を感じた。JRなんとかのあほ窓口の女の子も見習ってほしい。まあむりだろう。


ケルンは人種の坩堝だった。オープンカフェはフランス人に占拠されていて。本屋ではパードンという声も聞こえる。
大聖堂の前の広場では、中国人が法輪こうに対する抗議でグロショーをやってるし(ほんとうに空気が読めない人種だ)

ブラジル人も我が物顔で歩いてる。海外までくるブラジル人はすごく裕福なようだ。本当に嫌なやつらだ。
すごく一部だけどイタリア人もいた。
トーゴの人もいた。
コリアンはみなハノーバのようだ。



ケルンの電気屋(サターン)でニンテンドーDSブラックを2個買おうとしたのだけど、現金じゃないとだめだといわれてやめた
メキシコ人がデジカメ買っていた。

アイスクリームを食べた後、路面電車で、会場に向かった。電車はフランス人の歌声と怒号で上下に揺れてすごかった。



会場はすごくよかった。会場前で記念写真を撮ろうしてたら、フランス人の老夫婦が撮ってあげるから、代わりに自分たちも撮ってくれと言ってきた。
ちょっとよかった。



その後、パーマン事件があった。

パーマン事件は半年後説明する。




試合内容は、リベリーのコメントのとおり。フランス躍進のターニングポイントになった試合だった。



私のワールドカップはこれで終わりました。




また4年後会おう!