クラフトワーク

急遽ひらめいて 休みにした。



1日中本を読んで、音楽を聴いていた。


クラフトワークアウトバーンという曲に出会った。これいい。

アウトバーン

アウトバーン


いろいろ読んだ本から引用


マルクスは、世界は入り組んだ国境などない一つのグローバルな市場になるかもしれないとみた最初の一人だ」サンデルは説明した。
マルクスは資本主義を辛辣に批判する一方で、垣根を壊して世界的規模の生産体制と消費システムを作り出す資本主義の力に畏敬の念を抱いていた。資本主義は封建的・国家的・宗教的帰属意識をすべて解体する力であり、市場の必要性に律される世界共通の文明の勃興をもたらす、と『共産党宣言』に記している。資本が支配的な力を持つのは不可避であると考えていたー不可避でなおかつ望ましい、と。資本主義が国家的・宗教的忠誠をすべて破壊したなら、資本と労働のあいだの熾烈な闘争が赤裸裸になる。と見ていたからだ。徹底したグローバルな競争を強いられた労働者は、抑圧にとどめを刺そうと、一致団結してグローバルな革命を起こそうとする。愛国心や宗教のような、なだめすかしてごまかす手段がなくなると、労働者は搾取されていることに気づいて、それを終焉させるために蜂起する、というのがマルクスの考えだった」

フラット化する世界


ドル安 原油高 今朝の日経の堺屋太一 全部嘘 なだめすかす手段


働きもしないし、教育も受けていない若いものが急増しており、これを称してニートと呼ぶ。と聞いて、まずいなあ、と思うのはもちろん、働きもしないし教育も受けていない若い者が増えると国が立ち行かなくなるからであるが、それとは別にまずいのはこにニートという英語に由来する名前がついたからである。
なぜ英語に由来した名前がまずいかというと、あたりまえの話であるが日本人にとって英語は母国語ではない。
母語でない言葉は心に入ってこない。というのは例えばFUCKと大書きしたティーシャツを着て町中を歩いても、ぎょっとする人がそういないことからも知られる。
つまりこれはどういうことかと言うと、日本語を英語に言い換えると、その言葉の意味が薄れる、或いは、その言葉から派生する事態や、その言葉の本質から我々の意識が遮断され、言葉の意味は分かるのだけども生々しい実感は湧かない、ということになる。

おそれずにたちむかえ/町田康


最近嫌いな言葉、 ダイバーシティ
ダイバスターみたい