マツダ
頭の中どんぐりぶたの唄がリピートする中、
会社の同僚の付き合いで、F社の展示会に行った。展示内容を2秒で見終えて、できるだけ自分に関係ないセミナーを受けようと思い、マツダのロードスター開発秘話というのを聴講した。
正直、いまの私はまったく自動車に興味がないのだが、ためになるお話もあった。
講演内容の感想(覚え書き)
人馬一体を何度も強調されていた。このキャッチフレーズを浸透させるために、書道家に字を書いてもらったことなど、自動車会社ってバブリーだ。新車開発には何百億円という費用がかかり、それを回収するためには宣伝やイメージ戦略は最重要なことらしい。
しかし、
こういうのは、広告代理店がぼったくってるのでは?
野球場のネーミングライツの件も広告代理店に騙されてるように感じる。クルマやは自動車に専念すべきだ。これからは自動車も広告などの中間搾取がなくなり、よいものであれば、それなりに売れるようになるのではないか。現に、九州の大型スーパーでは中古車が人気商品になっていると聞いた。クルマは自動車販売店で買うのではなく、スーパーや家電量販店やamazonで買うようになるかもしれない。九州の大型スーパーもAtoZだ。
技術開発については、マツダの真摯な姿勢がプレゼンから伝わってきた。
マツダのやりかたは泥臭く、現場主義だ。技術開発とはそういうものだと思う。一方生産現場での効率化、いわゆるジャストインタイムのような意識がトヨタに比べると足りないのかもしれない。
しかし、そこはマツダのよいとこだと思う。
10杯のコーヒーより一杯の酒というのはよい話しだった。会社というのはほんとうに無駄な会議や資料が多い。腹を割って本音を話すということは大切だ。
これらエピソードは、たまたま、現在マツダと仕事をしているので、これも、なんかの縁なのかなあと感じた。
ちなみに、
「広島市民球場」というはほんとうによい名前だ。